2020年04月19日
【共感ケア・コミュニケーション】実践のおすすめ
人との関わりで、疲れていませんか?
認知症を持つ人は、考慮して決定し、論理的行動するチカラが低下することが多いです。
そうすると、人との関わりがうまくいかなくなります。
ご本人も辛かったり、寂しかったり不安な気持ちになりやすいのですが、その方のまわりの方も疲れますね。
こんなときにおすすめしたいのが、共感ケア・コミュニケーション技法です。
ひとことでこのコミュニケーション法の特徴をお伝えすると、
当たり前のことだと思われるかも知れませんが、意識しないと難しいことです。
相手が理解できるように伝え、相手のことを理解することが重要とする、考えかたです。
新型コロナの感染症対策を、理解して行動することは、認知症を持つ人には容易ではありません。
なぜ、赤ちゃんを抱きしめたり、さわったり、握手をしないほうが良いのかの理解が充分でない人に、いくら優しくダメだと伝えても、したくなる気持ちを抑えられない場合が多いと思います。
ご家族も相互の感染が心配です。そして、見かけるたびに何度も何度も声をかけ、声をかけることに疲れます。
誰でもあどけない笑顔の赤ちゃんのそばにちかづいたり、さわったり、あやしたりしたくなります。かわいい❤️からです。健やかに育って欲しいと、望んでいます。
悪意を持って、赤ちゃんに接しているのではなく、愛しているからそばに寄って行ってしまうんだと、ママが気づいたら、祖母への感謝やいとおしさも再確認できるでしょう。
祖母ん愛するママの想いは、美味しいお茶とお菓子を横に少し離れて一緒に座って伝えます。そして、その向こうにいる赤ちゃんの笑顔をみたり、かわいい洗濯ものをたたんだりすることで、穏やかな時間を共有することもできることでしょう。