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2024年04月21日

新プロジェクトが始まります

着たい服を着る

~たみこ&さとるの「ちゃくちゃく(着着)プロジェクト」TSTP~

T:楽しく S:素敵に T:着脱簡単  P:プロジェクト

人は服を選ぶ時、体温調整の快適さだけではなく、自分を美しく見せたり、自分の好きな色を着たりしたりしています。服は、自分らしさを表現するための重要なアイテムです。

服は私たちの個性や好みを示し、自分自身を他の人とは異なる存在として表現する一つの手段ともなるのです。服選びは、自分自身をより深く理解し、他の人とのつながりやコミュニケーションを築くための大切な自己表現の要素です。そして、自己表現の一環として服を選ぶことで、具体的に他者に対して、自分自身を表現し、そのことから、他の人とのつながりを築くことができます。

またさらに、自分が着たい服を選ぶことは、自分自身を大切にすることです。心地よい服を選び、自分の感情や個性を表現することで、心と身体を癒し、自分に自信を持ち、やる気や自分を大切に愛おしく思う自己肯定感も湧きでることに繋がります。このように、着ている服には、私たちの内面的な状態や感情を反映しています。自分が着たい服は、誰かに注目されたい、認められたい等の内なる欲求や自己成長の願望を示していることもあります。

 

しかし、世の中には、高齢になって背中のファスナーに手が届きにくくなったり、認知機能の低下で季節や外気温がわからなくなったりして、その時の気分や環境に最適な服を着る事が自分ひとりでは着ることが難しかったり、判断できない人もいます。

 

【さとるくん】は、

24才の青年です。生れたときからの脳性麻痺の影響で、手足がこわばって硬く、手や足を自由に動かすことが困難です。日々の排泄時にも、必ず誰かに、ズボンの上げ下ろしや皮膚を清潔にしたりすることを、手伝ってもらわなければなりません。移動も車いすです。

今、支援学校も卒業し、生活介護事業所に通いながら、作業療法を学ぶ学生さんや、社会の人々に、脳性麻痺があっても、当たり前にしたいことや夢があると知ってもらい、お互いに尊重しあう社会に近づくように、自分達のことを伝える講演活動を始めました。以前からも、入学式や卒業式等にはスーツを着用していましたが、着るのも着せてもらうのも大変で、日常的に着る事ができませんでした。

FB NEW PROJECT 2 – ようこそ!! さとるーむへ (jimdofree.com)

 

【たみこ】は、

72才の女性です。子供が4人、孫も4人います。介護保険が始まった日から、ずっと介護の現場にいます。10年ぐらい前に、さとるさんのお母さんと仕事で知り合いました。家族の介護も経験し、介護の知識や体験と大学院で学んだ義務教育修了後の成人教育の学びを、五から生じる感情に共する「かんかん認知症学」に体系化しました。「ソクラクスル」という具体的に実践するオリジナルメソッドも考案しました。その中におしゃれを楽しんだりおしゃれから昔を思い出したりする【らくらく】の実践ツールに脱いだり着たりするのに5分もかからない工夫がある楽らく着物(実用新案)と楽らくスーツがありました。このスーツを1年前にさとるさんに紹介したところ、着やすく着せてもらいやすいと、とても喜んで頂きました。

【着たい服を着る】

~たみこ&さとるの「ちゃくちゃく(着着)プロジェクト」は、

 この度、さとるさんの「講師をしたり、行政や企業の方などと面談したり、外出するときに、Tシャツではないフォーマルな服が着たい」、「身体が硬くて服を着るのに時間がかかる仲間に、好きな服を楽に着手もらいたい」「お母さんなど着替えをサポートしてくれている人にしんどい思いをさせずに、楽に着させてもらいたい」の想いから生れました。

 

たみこ&さとるは多くの人にお役に立つように、この着やすくて着てもらいやすい【ちゃくちゃく】を社会に広めて行きたいと考えています。

材料は衣服メーカーのSAMPLE品や商品として不要になったものを収集する予定です。

既製品の服から、ちゃくちゃくへの加工は、作業所に委託を考えています。

販売の広報や購入者の受付は、仕事としてさとるさんのチームで担当予定です。

送付等の作業はたみこの会社で行なう予定です。

 

【ちゃくちゃくプロジェクト参加者募集中】

興味のある方、ご連絡下さい。

よろしくお願い致します。